俯瞰すると世界は全く違って見える
2024.05.14 Update
久々のブログ更新となりました。
お久しぶりです。
2024年、新年度が始まり1ヶ月以上が経ちました。
遅くなりましたが、まずは2023年度のまとめから。
挑戦の2023年
昨年は、非常に充実した1年でした。
2023年3月に放送された日本テレビの「笑ってコラえて!」をきっかけに多くの方に “空撮アーティスト佐々木光洋”を知ってもらうことができました。
芸文社のご担当者様も番組を視聴されて佐々木のことを知ってくださったうちのお一人。放送後にご連絡をくださり、空撮紀行カレンダーを制作することとなりました。
今まで弊社の空撮では写真を扱うことはほとんどなく、映像をメインとしていましたが、カレンダーの販売をきっかけに写真というものにも焦点を当ててみるのも面白いと思い、
佐々木初の個展、ドローン写真展「Aerial Wonders~空撮紀行~」を開催しました。
初の試みが多く、学ぶこともたくさんあり、弊社としても挑戦の1年になったと思います。
さて、今回のブログでは昨年初の試みの一つ、写真展についてお話ししたいと思います。
ドローン写真展「Aerial Wonders~空撮紀行~」
2023年10月24日〜29日に東京・吉祥寺の「Gallery KAZE」で佐々木光洋初の写真展となる「Aerial Wonders~空撮紀行~」を開催しました。
空撮と言ってもメインは映像。キッカケとなるカレンダーの発売が写真を使用した初めての試みとなり、そこから派生して写真展を開催することとなりました。
写真はアジアを中心に全世界から30ほど。
キービジュアルにはベトナム「ムイネーの漁村」の写真を選びました。
空撮を使用することでこんなにも船が密集する「漁村」であることがわかる作品です。
空撮でなくても船が沢山いることはわかりますが、空撮でないとわからないことも。
例えば、船の全景も、船に乗っている人が何をしているのかも。意外と一つの角度からではとらえられない情報って多いんです。
俯瞰すると世界は全く違って見える
さて、少し展示作品の紹介をしましょう。
会場に来られた方がまず初めに目にするのがこの写真。
一体なんだかわかりますか?
10秒差し上げますので考えてみてください。
10、9、8、7、6、5、4、3、2、1、0
答えは・・・
スプリンクラーでした。
皆さんはすぐにわかりましたか?意外とこれが何の写真だか分からない方も多く。
この作品のタイトルは「俯瞰」。
写真を見てスプリンクラー(噴水)だとわかった方もいらっしゃるかとは思いますが、真俯瞰から撮影すると別物に見えますよね。
それがこの写真展のテーマ。
「俯瞰すると世界は全く違って見える」です。
こちらの写真はマレーシアの有名なモスク、「ブルーモスク」の写真です。
名前の通り青く鮮やかな美しいモスクですが、
これを俯瞰すると、一見モスクとは分からない、幻想的な光のアートになります。
このように、俯瞰すると地上からでは見えない、アートを発見することができます。
世界各地の歴史ある建造物を俯瞰すると、面白いアートに溢れています。
中には何百年、何千年も昔、もちろん空から見ることが不可能な時代から、俯瞰するとアートが見えるように計算されて造られたものもあったり。そう考えると人類の文化や技術ってすごいんだな・・・と驚かされます。
空撮の良さはこのようなアートな発見ができること。また、建造物だけでなく、自然が生み出したアートの発見ができるところにあります。
俯瞰とは別の角度から見ること。
ものを俯瞰すると違って見えるように、考え方や物事の捉え方も俯瞰すると変わってきます。
この写真展に来場された方に俯瞰することの面白さが伝わっていたら嬉しいです。
この写真展では、ドローンをやっている方だけでなく、幅広い業界の方にたくさん来ていただきました。素敵な感想もたくさん残していただき、新しい出会いもあり、心からやってよかった!と感じられる写真展となりました。
こちらは東京での開催でしたので、遠方の方では来れない方も。
「関西でも開催してほしい!」という声を多数いただき、今年2月には京都で開催することとなりました。
京都での開催の模様は次回お話しします。
ここまで読んでいただきありがとうございました!
Tags : Drone , Aerial Wonders